日本におけるヒップホップダンスの歴史!

はじまりは80年代から

近年は日本でもあらゆる世代が、ヒップホップダンスに興味を示しています。もともとはアメリカ発祥ですが、80年代から日本でもカルチャーとして根づきはじめました。そこからさまざまな歴史を経て、現在は全国でヒップホップダンスの教室や大会が展開されています。
今回は、ヒップホップダンスのルーツを知りたい方のために、その歴史をまとめました。これを読めば歴史を通して、ダンスの魅力を確かめられるでしょう。

1. 日本におけるヒップホップダンスの歴史を紹介

ヒップホップダンスの発祥はアメリカで、80年代から日本で流行がはじまりました。90年代後半からはレジェンドチームが次々と話題になっています。近年はヨーロッパの影響を受けるなどの多様化もある状況です。ヒップホップダンスの歴史をわかりやすく紹介します。

1-1. 発祥はアメリカから

ヒップホップダンスのルーツは、アメリカです。そのはじまりは1970年代とされます。当時はニューヨークにあるサウスブロンクスから流行がはじまりました。アメリカがヒップホップの本場になったきっかけともいえます。
ヒップホップの構成要素のひとつとして、ブレイキンがありました。これはブレイクダンスを意味します。これに1980年代からアメリカで浸透したソーシャルダンスの要素も加わりました。このようにして、現代に通じるヒップホップダンスができあがったのです。ヒップホップはアメリカ発祥の文化として、メディアを通して世界へ浸透していきます。

1-2. 日本での本格的な流行は80年代より

日本では、80年代からヒップホップダンスの流行がはじまったとされます。1983年公開の映画『フラッシュダンス』の影響です。作中で子どもたちによる路上ダンスの場面があり、そこからブレイクダンスが注目を受けるようになりました。
そのあとヒップホップダンスは、国内でもメディアに定着します。「ダンス甲子園」をはじめ、さまざまなテレビ企画が人気になったからでしょう。テレビをはじめとしたメディアの力によって、全国にヒップホップダンスの機運が伝わっていきました。

1-3. 90年代後半からレジェンドチームが続々

1994年のエリートフォース来日のあたりから、ヒップホップダンス文化はさらなる進化を極めます。90年代後半からは、さまざまなレジェンドチームが生まれました。現在のダンサーたちにも、彼らから影響を受けたケースが見られます。
たとえばZOOは、CD売上でも好成績を記録しています。ほかにもBABY NAILやMO’PARADISEなどが誕生しました。こうした人気グループの誕生は、ヒップホップ文化に影響を与えています。

1-4. 近年はヨーロッパの影響も受けている

近年では、ヒップホップダンスがさまざまなジャンルへの細分化を受けるようになりました。特筆すべき特徴として、ヨーロッパからの影響があります。これは動画サイトの普及で、全世界でのストリートダンスを、日本人が視聴できるようになったからでしょう。
たとえばドイツの「FUNKIN’ STYLE」に加え、フランスの「JUSTE DEBOUT」なども日本のダンサーに影響を与えています。アメリカや日本と違ったスタイルが、新鮮に感じるからでしょう。
現代のヒップホップダンスには、多種多様なスタイルがあります。このような背景には、国内やアメリカにとどまらず、数々の国からの影響が関わっているでしょう。

2. 日本におけるヒップホップダンスの魅力とは?

日本のヒップホップダンスの魅力は、40代以降の大人でも気楽に習えることです。このような世代は、仕事や介護など、さまざまなストレスがあるでしょう。しかしヒップホップダンスは、ストレス発散につながるとされます。ここでは、大人から見たダンスの魅力を確かめてください。

2-1. 40代以降の大人でも気楽に習えるジャンル

ヒップホップダンスの魅力は、大人でも気楽に習える点です。基本的なステップから入り、段々と難易度を上げる形です。そのため、無理のないペースで習えます。
スクールに通うだけでなく、動画で初心者向けのダンスを真似られるようになりました。スクールによってもリモートレッスンがあるなど、習い方が多様化しています。大人でもヒップホップに参加しやすい状況です。

2-2. ストレス発散に効果的とされる

ヒップホップダンスは、ストレス発散につながります。その理由は、体を大きく動かす点が大きいでしょう。また、定期的に続けることで、健康的に心をスッキリできます。
自分のペースで練習ができることも、精神衛生によいとされます。ダンスは若者だけの文化と思われがちですが、40代以降でも楽しく学べます。全身運動や表現活動などによって、リラックス効果を望めるからです。ヒップホップダンスという新しい生きがいで、人生を充実させられるかもしれません。

3. まとめ

日本でヒップホップダンスが浸透しはじめたのは、80年代からです。ヒット映画におけるダンスシーンの影響から、本格的なカルチャーがはじまりました。90年代以降は国内でもレジェンドチームが生まれたり、さまざまなジャンルが認知されたりしています。 現在のヒップホップダンスは、大人世代でも参加しやすい状況です。仕事や家事、介護などのストレスの解消手段として効果的とされます。心をスッキリさせたいと思ったら、ヒップホップダンスをはじめてみませんか。 「pegu refresh STUDIO」でも、ヒップホップダンスのレッスンを展開中です。平日昼間の大人専用レッスンも用意しているので、初心者でも気楽にご参加いただけます。気になる方は、ぜひご相談ください。