ヨガのポーズを種類ごとに詳しくご紹介

ヨガには、数え切れないほど多くのポーズが存在しています。その中から、目的に応じて最適なポージングを選択することになるのです。目的が明確であれば、ポーズに関してもピンポイントでおこなうべきでしょう。
そこで今回は、目的によって変化するヨガのポーズを種類ごとにご紹介いたします。ヨガについて詳しくないという方は、ぜひ参考にしてください。

1. 肩こりがある方にオススメのヨガポーズ

まずは「肩こりがある方にオススメのヨガポーズ」です。普段から肩こりにお悩みの方は多いでしょう。そんな症状でお悩みの方も、ヨガのポーズによって改善することは可能です。以下のポーズがオススメです。

1-1. 猫のポーズ

1つ目は「猫のポーズ」です。猫に関係するヨガのポーズは3つあり、すべて肩こりがある方にオススメとなっています。
基本となる猫のポーズは、四つん這いになります。肩の真下に手首があるようにして、足の付け根の真下に膝が来るようにするというのがポイントです。つま先を立てた状態にしたら、あとはそのまま正面を向きましょう。息を吐きながら背中を丸め、息を吐きながら肩甲骨を寄せるように背中を反ります。この動作の繰り返しです。
「猫の伸びのポーズ」はその状態から上半身をベターっと床につけます。腰だけ浮いた状態です。できる限り胸と顎を床につけて、その状態で5秒キープしましょう。四つん這いの状態から上半身を左右にねじり、ねじったときに上を向く側の腕を真上に伸ばして5秒キープするのが「猫のねじりのポーズ」です。

1-2. 牛の顔のポーズ

まるで牛の顔を正面から見たときのようなフォルムになるのが特徴的な「牛の顔のポーズ」です。床に座り、足を伸ばした状態から左右の足をクロスさせます。あぐらで足が左右に飛び出している状態です。そのまま左右の腕を上と下から伸ばしていき、両手をつなぎましょう。手が届かないという場合にはタオルなどを使用しても大丈夫です。その状態で5秒キープします。これで肩甲骨の可動域を広げることができるでしょう。

1-3. 鷲のポーズ

「鷲のポーズ」は、まずは足を肩幅に広げて真っ直ぐ立ちます。そのまま肘を曲げた左右の腕を正面に持ってきたら、右の腕を下にしてクロスします。その状態から、膝を少し曲げて左右の足をクロスさせましょう。あとは肘を肩の高さまで持ち上げて、5秒間キープします。これによって筋肉のこりが解消され、肩こりの予防や改善に効果的です。

2. 腰痛がある方にオススメのヨガポーズ

腰痛に関しても、お悩みの方は多いことでしょう。日常生活に支障が出やすい症状のため、早急に解消する必要があります。そんな方には、以下のポーズがオススメです。

2-1. 座位ねじりのポーズ

1つ目は「座位ねじりのポーズ」です。床に座り、あぐらをかいた状態にします。そのまま左右に上半身をねじりましょう。右にねじる際には、右手はお尻のところに、左手は右膝に置くのがポイントです。ねじるときには息を吐きましょう。首も同時に回し、ねじりきった状態で5秒キープします。正面に体勢を戻す際には息を吐きながらおこないます。これを左右におこなうのです。

2-2. コブラのポーズ

2つ目は「コブラのポーズ」です。床にうつ伏せに寝転び、上半身だけを背中の力を使って反らせます。このとき、腕の力は使いません。息を吸いながら、背骨を反らせるように意識するというのがポイントです。反った状態で5秒キープしましょう。あとは息を吐きながら姿勢を戻します。もしもキープが難しいようでしたら、腕立て伏せのように、反ると戻すを呼吸に合わせて繰り返すでも大丈夫です。

2-3. チャイルドポーズ

3つ目は「チャイルドポーズ」です。正座の状態から、上半身だけを床につけるように伸ばしていきます。おでこがマットについたら、その状態で深い呼吸を5回繰り返しましょう。もしもおでこを床につけるのが難しい場合には、腕を伸ばさずに両手で握りこぶしをつくり、そこへおでこから頭を乗せるようにすると、安定しておこなうことが可能です。

3. 眠る前にオススメのヨガポーズ

眠る前にぜひ試してほしいヨガのポーズに、「仰向けねじりのポーズ」が挙げられます。仰向けで寝転び、そのまま左右どちらかに両ひざを倒しましょう。下半身だけが左右のどちらかを向いているような姿勢です。そのまま、両ひざとは反対の方向にゆっくりと顔の向きを変えましょう。これを左右繰り返します。
たったこれだけでも、リラックス状態を作り上げることが可能となります。ほかにも、先述の「チャイルドポーズ」も眠る前に効果的なポーズです。すぐにはじめられるポーズですので、まずは試してみるといいでしょう。

4. まとめ