実際のところ気になるヨガの効果とは？詳しく解説

ヨガといえば、健康にプラスになるというイメージを多くの方がもたれていることでしょう。しかし、実際にヨガをすることでどのような効果があるのか気になる方も多いかと思います。あまり健康にいいわけではないのではと、疑問視している方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、ヨガの効果についてご紹介いたします。ヨガの効果について気になっているという方は、ぜひ参考にしてください。

1. ヨガの代表的な効果

ヨガの代表的な効果としては、以下の2つが挙げられます。心身ともに効果的といえるでしょう。

1-1. 自律神経を整える効果

自律神経のバランスが乱れてしまうことで、心身ともに不調になってしまいます。自律神経は、常に正常な状態でいることが理想です。万が一乱れてしまっていた場合には、ヨガによって整える効果に期待ができます。ヨガでは、腹式呼吸を基本としておこないます。腹式呼吸では体内に多くの酸素を取り込むことになるため、副交感神経が優位になりやすいのです。
その結果、自律神経がコントロールする血流もスムーズになります。ストレスを強く感じることで、交感神経が優位になりやすくなってしまいます。それが自律神経の乱れの原因です。ヨガによって副交感神経を優位にさせて、バランスを整えることが可能となります。感情のコントロールがしやすくなったり、集中力が高まったりするなどの効果にも期待できるでしょう。

1-2. 体のバランスを整える効果

神経だけでなく、体のバランスを整える効果もあります。ヨガにはさまざまなポーズが存在しており、それらは全身を使う動きです。繰り返しおこなうことで、次第に全身の筋肉が使われることになり、筋肉量が増加するでしょう。
また、筋肉を使うだけでなく、しっかりと伸縮させる動作が多いため、しなやかで柔軟性が高くなるという効果にも期待ができます。血流だけでなく、リンパの流れを促進させる効果もあるため、体内の老廃物が排出されやすくなり、デトックス効果にもつながるのです。

2. ヨガの効果はどのくらいから出るのか

心身ともに効果的であるとしても、気になるのは、ヨガをはじめてからどのくらいで効果を実感できるようになるかという点です。早いにこしたことはありませんが、実際にはどうなのか気になる方も多いでしょう。以下のように、効果ごとに異なる部分となります。

2-1. ダイエット効果の場合

まずはダイエット効果の場合です。一般的には、約3ヶ月で効果が見られるようになります。個人差がありますので、3ヶ月で絶対に効果が出ると決まっているわけではないものの、多くの方がその程度の期間で効果を実感できています。ただし、効果が出て終わりというわけではありません。なにより効果が出たあとは、継続していくということが肝心です。

2-2. 肩こりや腰痛の場合

肩こりや腰痛の場合の効果が実感できるようになる目安は、3ヶ月〜1年が目安となるでしょう。根本原因となる体の歪みなどを整えることによって、最終的に症状を改善するという流れになります。体のバランスは一瞬で整うようなものではないため、時間をかけてじっくりと体の歪みなどを修正していき、肩こりや腰痛の原因となっている部分にまで修正がおよんだ時点で、症状が解消されることになるでしょう。

2-3. ストレス解消の場合

ストレス解消の場合には、約1年〜数年の間に効果を実感することができるようになるでしょう。ストレスは、日々感じる可能性が高いものです。また、現在抱えているストレスの質などは、人によっても異なります。ヨガをすることによるリラックス効果で、たまったストレスを解消するのです。

3. ヨガの効果を最大限にするためのポイント

ヨガの効果は、心身のバランスを整えるものですが、その効果をできるだけ高くしたいと考える方は多いでしょう。ヨガの効果を最大限にするためのポイントとしては、以下が挙げられます。

3-1. 時間帯に気をつける

ヨガをする時間帯に気をつけることによって、最大限の効果を引き出すことにつながります。オススメの時間帯は、「朝か夜」です。朝は寝起きで頭がスッキリしており、日光を浴びながらおこなうことで、終日高い新陳代謝をキープすることができるでしょう。

3-2. 食後を避ける

食後のヨガは、避けるべきです。全身を使った動きが多いため、食後におこなうと、気分が悪くなってしまう恐れがあるのです。また、内臓が消化に集中しにくい状態にもなるでしょう。目安としては、食後2時間が経過したら問題ありません。ヨガの時間から逆算で食事を摂るようにしましょう。

3-3. 鼻呼吸と瞑想

鼻呼吸と瞑想も、効果を高めるためには欠かすことのできないポイントとなります。鼻呼吸は、ヨガではポージングの際に必ずといっても過言ではないほど呼吸を重要視しており、口ではなく鼻で呼吸することが新鮮な空気を多く取り込むことにつながります。

4. まとめ