足踏み運動のメリットとコツを紹介

運動不足で「太ってしまった」「足腰が弱くなった」などの悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。外出する機会が減り、家事などのやるべきことがあるため、思うように運動に取り組めないかもしれません。
しかし、そんな運動不足解消が期待できる運動として、忙しくて運動の時間がない方でも簡単に有酸素運動ができるのが、足踏みです。そこで今回の記事では、簡単にできる足踏み運動のメリットと効果を高めるコツを紹介します。

1. 有酸素運動の足踏み運動をするメリット

足踏みはダイエットに最適な運動として、多くの方が取り組んでいる有酸素運動のひとつです。若い人から年配の方まで、簡単にできるハードルが低い運動なので、負担も少なくはじめやすい特徴があります。ここでは、そんな足踏み運動をするメリットを紹介していきましょう。

1-1. 下半身の筋肉を鍛えられる

足踏み運動は、膝を曲げながら足を大きく上下に動かすため、下半身の筋肉を鍛えらます。全身の中でも筋肉の面積が広い下半身を鍛えることは、基礎代謝アップにもつながるため、ダイエットに効果的な運動といるでしょう。足だけでなく、お尻など、さまざまな筋肉が使われるので、ヒップアップ効果や脚痩せ効果などにつながります。

1-2. 太りにくい体質になれる

下半身の筋力アップが期待できるため、基礎代謝アップにつながり、痩せやすくて太りにくい体質になることが可能です。基礎代謝は筋肉量によって変化するので、筋肉量をアップさせられれば、それだけ基礎代謝量を増加させられます。基礎代謝量が大きいと、カロリーを消費しやすく、太りにくい体質になれるのです。

1-3. むくみの改善・予防につながる

ふくろはぎの筋肉はポンプの役割を担っているため、筋力が低下すると、全身に血液が上手くながれなくなります。その結果、むくみを引き起こしてしまい、パンパンな足になってしまうのです。足踏み運動をすれば、足の筋力をアップできるため、血行促進になってむくみ解消につながります。足踏み運動を継続することで、むくみの予防にもなり、見た目もすらっとした足になるでしょう。

1-4. 全身の脂肪を燃焼できる

足踏み運動は、水泳やジョギングと同じように、脂肪燃焼効果に優れている有酸素運動です。水泳などに比べると負荷が少ないですが、長時間おこなうことで、脂肪燃焼をしていくのが特徴といえるでしょう。簡単で単純な動作を繰り返すだけの運動ですが、ほかの有酸素運動と同じように、全身の脂肪を燃焼させることができるのです。

1-5. ポッコリお腹を引き締められる

足踏み運動は下半身の筋肉を鍛えるだけでなく、腹筋にもアプローチできるため、ポッコリお腹を引き締められます。ポッコリお腹は腸腰筋が緩んで、内臓を支えられず、下腹が出てしまうのです。しかし、足踏み運動を正しくおこなうことで、腸腰筋が鍛えられ、内臓がしっかりと支えられるので、お腹が引き締まっていくメリットがあります。

2. 足踏み運動の効果を高めるコツ

短期間で身体の変化を感じられるなど、足踏み運動の取り組み方によって効果を高めることができます。ここでは、足踏み運動の効果をより高めるためのコツを紹介しましょう。

2-1. 背中を丸めないで背筋を伸ばしておこなう

足踏み運動をおこなうときは、背中を丸めずに背筋をしっかりと伸ばしましょう。筋力が低下している場合、足を上げるときに背中を丸めてしまうと、効果が半減してしまいます。慣れない動作になるので、最初のうちは正しい姿勢を心がけ、慣れてきたらスピーディーにおこないましょう。

2-2. 太ももが床と水平になるように足を上げる

足踏み運動をおこなうときは、歩くときよりも膝を高く上げることがポイントです。太ももが床と水平になるよう、足が身体に対して90度になるよう、しっかりと上げましょう。そうすることで、普段使わない筋肉にアプローチでき、下半身を引き締める効果をより高められるのです。

2-3. ひねりなどのバリエーションを加えて腹筋を意識する

足を上げるときには、足の筋肉以外に腹筋も使われるため、ひねりなどの動きのバリエーションを加えるといいでしょう。腹筋を意識しておこなうことで、お腹の引き締めはもちろん、正しい姿勢を保ちやすくもなります。サイドに大きく動く、前にステップを踏むなどすると、より効果が高まるでしょう。

2-4. 慣れてきたらスピードを速めてみる

はじめから速いスピードでおこなうのではなく、最初はゆっくりとした動作で、フォームが崩れてしまわないようにおこないましょう。しかし、足踏み運動は、足を上げるスピードを速くしたほうが、消費カロリーが高まるのです。そのため、足踏み運動が慣れてきたなら、スピードを速めてみましょう。

3. まとめ