リズムトレーニングとは？詳しく解説

リズム感がないことによって歌やダンスの際にうまくいかず、お悩みの方も少なくないでしょう。そんな方にオススメなのが「リズムトレーニング」です。リズムトレーニングをすることで、リズム感を今からでも養うことが可能となります。そこで今回は、リズムトレーニングの目的や注意点などについてご紹介いたします。リズム感がないことにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

1. リズムトレーニングの目的

リズムトレーニングの目的は、「リズム感を養うことで運動能力をアップさせる」というものです。リズム感と運動能力には、一見関連がないように思えるでしょう。しかし、かなり影響する部分なのです。
スポーツや普段生活する上でおこなう動作ですが、リズム感がしっかりとしていると、動きにメリハリが付きます。メリハリが付いていることによって無駄がなくなり、運動能力が向上するのです。同時に怪我をしにくい体の使い方にもなります。リズム感がない場合には、動きがばらついてしまいがちでしょう。その結果、無駄が生まれて本領を発揮できないばかりか、怪我につながりやすくなってしまうのです。
リズム感が生まれながらにしてないという方は少なくないのですが、トレーニングによって養うことは十分に可能です。つまり、いつからでもリズム感を身につけることが可能ということになります。リズム感がないと自覚している方はもちろん、自覚がない方でも楽しく運動することができますので、リズムトレーニングにチャレンジしてみる価値はあるでしょう。
小さなお子さんに関しても同様です。小さなころからリズム感を身につけることで、その後の人生にまで大きく影響するかもしれません。少なからずリズム感があることで無駄になることはないので、習い事のひとつとしてはじめるのをオススメします。

2. オススメのリズムトレーニング方法

リズムトレーニングをする方法は、いくつか存在しています。その中でもオススメなのは「教室でレッスンを受ける」という方法です。そのほかの方法との比較は、以下のとおりです。

2-1. 教室でのレッスンがオススメの理由

リズムトレーニングのレッスンを教室で受けるのがオススメの理由は「レクチャーを受けながら自由にトレーニングすることが可能」という点です。教室でのレッスンでは、先生がいますのでしっかりと丁寧に教えてもらいながらトレーニングを楽しむことが可能となります。初心者の方でもまずは先生の指導に従うだけでいいので安心です。
また、リズムトレーニングの際には音や振動などが気になってしまいますが、教室であればそれらを気にすることなく、自由にトレーニングに集中することができるでしょう。

2-2. 自宅でのレッスンの特徴

自宅でのリズムトレーニングにも、特徴があります。先生はいませんが、ご自身の好きな時間に好きなだけトレーニングをすることが可能です。教室の場合では時間帯やレッスンの時間は決められていますので、ご自身のスケジュールを合わせる必要があります。忙しい方や、一日の中で自由な時間が限られている方にとっては、自宅でのトレーニングは便利でしょう。

3. リズムトレーニングの注意点

リズムトレーニングをする際の注意点として、以下が挙げられます。

3-1. リズムをキープできることとリズム感は別物

ひとつ目の注意点は、「リズムをキープできることとリズム感は別物」ということです。メトロノームのリズムに合わせるというのは、リズム感を養うトレーニングの基本です。
しかし、メトロノームとリズムを合わせられるというだけでは、リズム感があることにはなりません。もちろんできないよりはできたほうがリズム感は少なからず養われていることには違いがありません。しかし、あくまでも基本ですので、そこから発展させていくことで、リズム感が養われた状態になるのです。スタート地点であるといっても過言ではないでしょう。

3-2. 焦らない

リズムトレーニングをする上で、「焦らない」ということにも注意しましょう。リズム感の現在地や上達のスピードは、人によって異なります。グループレッスンの場合には、上達スピードなどが遅いと実感するとモチベーションが下がってしまいがちです。しかし、他人と競うようなものではありません。あくまでもご自身のリズム感が徐々に養われているかどうかが重要ですので、焦らず着実にトレーニングをおこないましょう。

3-3. 普段からリズムを意識する

リズムトレーニングのレッスン中だけでなく、普段からリズムを意識するといいでしょう。リズムは普段の生活の中に意外と潜んでいるものです。意識的になるだけでも、リズム感を養う材料になります。

4. まとめ