リズムトレーニングの代表的な種類とは？

リズム感がないことをリズム音痴といいますが、生まれながらにしてリズム音痴の方は少なくありません。しかし、リズム音痴は改善することが可能です。その方法としてもっとも有効なのが「リズムトレーニング」なのです。あまりご存じないという方も多いかと思います。
そこで今回は、リズム音痴改善に役立つ「リズムトレーニング」の代表的な種類についてご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。

1. 子どもでもできるリズムトレーニング

まずは小さな子どもでもできるリズムトレーニングです。代表的なものとしては、以下が挙げられます。

1-1. 手拍子リズムトレーニング

まずは「手拍子リズムトレーニング」です。リズム感がない方は、音に合わせて動作をするということが苦手です。手拍子リズムトレーニングは、それを鍛えるためのトレーニングの初歩となります。
音楽のリズムに合わせて手拍子をするだけのとても簡単なトレーニングです。簡単であるにも関わらず、非常に効果的なトレーニングですので、お子さまも楽しみながらリズム感を養うことができるでしょう。親子で一緒におこなうと、より楽しめます。

1-2. リズムジャンプ体操

手拍子よりも少しレベルが上がったトレーニングが「リズムジャンプ体操」です。これはアップテンポな曲のリズムに合わせて、ジャンプの動作を組みあわせたトレーニング方法です。リズムには表と裏があるのですが、このトレーニングでは、裏のリズムに合わせるというのがポイントとなります。

1-3. ボールを使ったリズム遊び

3つ目は、「ボールを使ったリズム遊び」です。バスケットボールのように跳ねるボールを使用します。音楽のリズムに合わせて、ボールをドリブルしましょう。はじめはなかなかリズムに合わせられないかもしれませんが、繰り返しおこなうことによって、リズム感が鍛えられていきます。

2. リラックスしておこなうリズムトレーニング

リラックスした状態でおこなうリズムトレーニングもあります。代表的なものは、以下のとおりです。

2-1. メトロノームに合わせておこなうトレーニング

メトロノームを使ったトレーニングは、リズムトレーニングの基本ともいえます。まずはメトロノームに合わせて拍をとりましょう。ピッタリとリズムに合わせられるようになるまで繰り返し、合うようになったら今度は裏で拍をとる練習へと進みます。テンポは60からはじめるのがオススメです。連続して5分など続けられるようになったら、徐々にテンポアップしていくといいでしょう。

2-2. お気に入りの曲を聴き込んでおこなうトレーニング

メトロノームである程度リズムに乗ることができるようになったら、今度は楽曲でのトレーニングです。ご自身にとってお気に入りの曲をチョイスして、リズムを意識しながら聴き込みます。裏の拍を意識しながら聴くというのがポイントです。アップテンポの曲を選択しましょう。

2-3. 音ゲーなどを活用するトレーニング

練習を続けることによって、次第に嫌気が差してしまう恐れがあります。そんなときは息抜きも兼ねて、音ゲーを活用するといいでしょう。スマホのアプリなどでもありますので、ゲーム感覚で楽しむうちに、リズム感を養う効果にも期待ができます。

3. ダンスを目的としたリズムトレーニング

ダンスを目的としたリズムトレーニングも、効果的なトレーニングです。

3-1. 体でリズムをとる

まずは体のさまざまな部位でリズムをとるというのが、初心者の方にオススメです。首や肩など、特定の部位だけをリズムに合わせて動かします。このときついつい力んでしまいがちですので、全身をリラックスさせた状態で、特定の部位だけを動かすように意識しましょう。肩、首、胸の順におこなっていくと、ステップアップしやすいのです。

3-2. リズムをとりながら歩く

リズムをとりながら歩くというのも、ダンスを目的としたトレーニングのひとつです。歩くというよりも、歩くときの動作にリズムを取り入れるようなイメージです。ダンスで必須となる「ため」をとる練習にもなるので、上のステップに上がるためには欠かせないトレーニングとなるでしょう。

3-3. 腰の動きを絡めていく

ダンスでは、腰の動きも重要となります。そのためのトレーニングとして、腰の動きを絡めたものが存在します。体を左右に揺らしながら、腰を入れることによって、よりリズミカルに動きを感じさせることが可能となるのです。

4. まとめ