ダンスのレッスンを受けているのに、なかなかダンスが上達しないという方は、せっかく習いはじめてもうまく踊れず、挫折して諦めてしまいそうになることもあるでしょう。

今回はそんな悩みを抱える方に、ダンスレッスンの受け方のコツをお伝えします。なかなか上達しないとお悩みの方は、ぜひコツを押さえたうえで、レッスンを受けてみてください。

レッスンを受けていても上達しない原因

ダンススクールでは、初心者向けであっても、大人数でのレッスンであることがほとんどです。そのため、個人のペースに合わせてくれるのではなく、自分が周囲についていく形でのレッスンになります。

周囲の人に合わせながらのレッスンでは気を遣ってしまい、わからないことや難しいことがあっても、流してしまうことも多くなるでしょう。

また、ダンス初心者であれば、ダンスのための体づくりができていないことも、うまく踊れない原因のひとつとなっている可能性もあります。

レッスンを受けてダンスがみるみる上達する5つのコツ

レッスンを受けてダンスが上達するためには、5つのコツがあります。5つのコツを知り、実践していくことで、みるみる上達するので、最後まで読んで試してみましょう。

リラックスして集中力を高める

初めてのダンスレッスンを受けるときは緊張する人が多いと思いますが、なるべくリラックスするといいでしょう。緊張した状態では、呼吸が浅くなることから、脳に酸素が回りにくくなってしまうため、振り付けが思うように覚えられず、体も重く感じてしまいます。

レッスンの前日はしっかり睡眠時間を確保する、楽しく踊る自分を想像するなど、少しでもリラックスできるようにしてみましょう。

リラックスして集中力を高めた状態でレッスンを受けることで、記憶力や体の動きがよくなり、効率よく上達できます。

ウォーミングアップやストレッチで可動域を広げる

ダンスレッスンを受ける前には、しっかりとウォーミングアップをしておくといいでしょう。急に体を動かそうとしても、思うように動かないばかりか、怪我につながってしまうこともあります。

レッスン前のウォーミングアップで体をしっかりと温めて準備することで、レッスン中に体が動かしやすくなるのです。

また、日頃からストレッチを行うこともオススメです。ストレッチをすることで、自分の体の伸ばしやすい場所や伸ばしにくい場所など、知ることができます。しっかりとストレッチを行い、筋肉や筋を伸ばして可動域を広げることで、ダンスの動きの幅も広がるでしょう。

ストレッチをしっかりすることで、体をリラックスさせることにもつながります。ただし、無理にやりすぎると怪我につながるので、コツコツと続けることが大切です。

ダンスに必要な筋肉を鍛える

ダンスを上達させるためには、筋肉を鍛えることも重要です。ダンスが上手な人の体は、一見、線が細いように見えますが、意外にしっかりと筋肉が付いています。

やみくもに筋トレをするのではなく、体に意識を向け、必要な筋肉だけを付けましょう。ダンス用の筋肉がついてくると、瞬発力が付き、動きにキレが出てきて、大きく踊れるようになります。子どものうちであれば過度な筋トレは必要ありませんが、大人であれば、筋トレをしてみてください。

音をしっかりと聞く

ダンスを踊るうえで大切なのが、音楽に合わせることです。いくら振り付けを完璧にしても、タイミングが合っていなければ、上手には見えません。音楽と振り付けのタイミングを合わせることで、気持ちの余裕が生まれます。まずは、しっかりと音を聞いて、タイミングやリズムを合わせることを意識してみてください。

振り付けはできるところから

「振り付けがなかなか覚えられない」という悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。しかし、覚えられないのは、初めての動きが次々に出てくるので、当たり前のことなのです。

レッスン中にわからないところが出てきたときに、わかるまで時間を費やしてしまうと、後の振り付けまでわからなくなってしまいます。

上達するためには、わかるところからどんどん真似して踊ってみるといいでしょう。真似しながらわかるところを増やして、わからないところは後から質問して家で復習すると、さらに上達が早くなります。まずはできるところから踊り、楽しくレッスンを受けることが大切です。

まとめ